「ブラック企業を辞めたいけど、うまくいくか不安…」 そんなあなたへ。
この連載では、「実際にブラック企業を辞めることに成功した人の事例」を10回にわたって紹介します!
無理なく、損せず、賢く退職する方法を知れば、あなたも安全に辞められる!
第2回のテーマは 「上司のパワハラが原因で退職 → 労基署に相談して会社を動かした方法」。
「パワハラで辞めたいけど、どうすればいいの?」と悩んでいる人に向けて、具体的な解決策を紹介します。
もくじ
1. そもそも何が「パワハラ」に該当するのか?
パワハラ(パワーハラスメント)は 職場における「優越的な立場を利用した嫌がらせ」 です。
厚生労働省の定義では、以下の6つの行為がパワハラに該当します。
✅ 身体的攻撃 → 殴る、蹴る、物を投げるなどの暴力
✅ 精神的攻撃 → 「使えない」「辞めろ」などの暴言・人格否定
✅ 人間関係の切り離し → 無視される、隔離される、仕事を与えない
✅ 過大な要求 → 過剰なノルマ、不可能な業務を押し付ける
✅ 過小な要求 → 本来の職務ではない雑用ばかりやらされる
✅ プライバシー侵害 → 家庭の事情や恋愛についてしつこく聞かれる
「ただ厳しく指導された」だけではなく、 精神的・肉体的に苦痛を伴うかどうか が重要なポイントです。
では、パワハラが原因で退職する場合、どんな手順を踏めばいいのでしょうか?
2. パワハラで辞めるなら「証拠」が重要!
ブラック企業は 「パワハラなんてなかった」とシラを切る ことが多いため、
労基署や弁護士に相談する前に、必ず証拠を集めておく 必要があります。
📌 証拠になるもの
- 録音データ(スマホの録音アプリでOK!)
- メールやLINEのやり取り(パワハラ発言が残っている場合)
- 業務指示書や日報(無理な要求の証拠になる)
- 日記・メモ(日時・状況・証人を記録)
- 診断書(パワハラが原因で体調を崩した場合)
これらを用意したうえで、労基署に相談しましょう!
3. 労基署に相談するための具体的なステップ
✅ ステップ1:まずは労基署に電話or訪問(匿名相談OK)
- 「会社名」「パワハラの内容」「証拠の有無」 を伝える。
- 匿名での相談も可能 なので、まずは気軽に電話をしてみる。
- 相談した時点で 「どう動けばいいか」 の具体的なアドバイスをもらえる。
✅ ステップ2:必要な証拠を整理して、正式に申告する
- 労基署に正式な 「申告書」 を提出し、対応を依頼する。
- 証拠を整理して提出 することで、会社に「是正勧告」が出されることも。
✅ ステップ3:労基署が動いた後の対応を確認
- 会社がパワハラを認めた場合 → 円満退職に持ち込む!
- 会社が反発してきた場合 → 弁護士・退職代行を活用して即退職!
4. 成功事例①:証拠を揃えて労基署に訴えたケース
🔹 20代男性・営業職
🔹 上司から毎日のように「お前は無能」「クビになりたいのか」と暴言を浴びせられる
🔹 ボイスレコーダーで証拠を録音し、労基署に相談
🔹 労基署が会社に是正勧告 → 上司が異動、無事に退職成功!
5. 成功事例②:労基署の指導を受けた会社が態度を変えたケース
🔹 30代女性・事務職
🔹 退職を申し出たら「お前が辞めると業務が回らない」と引き止められる
🔹 労基署に相談すると、会社に指導が入り「辞めるな圧力」がストップ!
🔹 結果、円満退職+有給消化も実現!
6. 成功事例③:労基署+退職代行を活用してスムーズに辞めたケース
🔹 40代男性・技術職
🔹 パワハラ+長時間労働で体調を崩し、即退職を決意
🔹 労基署に相談しつつ、退職代行を利用 → 会社と直接やり取りせずに退職成功!
7. パワハラを理由に円満退職するためのコツ
✅ 証拠を集めることが最優先!
✅ 退職の意思はメールor書面で伝える(証拠を残す)
✅ 労基署+弁護士のコンボで対処すれば、会社は強く出られない!
8. おわりに(次回予告)
「ブラック企業の退職成功事例10選」連載、第2回はここまで!
「パワハラで辞めるなら、泣き寝入りせずに労基署を活用すべし!」 ということが伝わったでしょうか?
次回のテーマは
「会社を辞めさせてもらえない」を突破した方法!
「ブラック企業を辞めたい…」と考えている人は、ぜひ次回もチェックしてください!