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生活

国民年金だけでは足りない現実。将来に目をそらさず今から備える方法

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「将来のことは考えたくない」「なんとかなるでしょ」——そのままにしていませんか?

日々の生活に追われながら、「老後のことは考えたくない」と目をそらしていませんか?
あるいは、「国民年金には入ってるし、なんとかなるだろう」と思っていませんか?

でも、はっきり言います。
国民年金だけでは、老後の生活は“本当に何ともならない”可能性があります

フリーランス、自営業、非正規で働く方など、国民年金だけを頼りにしている方にとって、老後資金の問題は「遠い未来」ではなく「今から考えておくべき現実」です。

この記事では、国民年金の受給額や将来の生活費とのギャップ、そして今からできる備えについて、具体的にお伝えしていきます。


国民年金だけの将来受給額とは?

まずは事実を知ることから始めましょう。

現在の満額でも月約6.5万円前後

2024年度の国民年金の満額支給額は、「月額約66,000円(年額約80万円)」ほどです。
これは40年間きっちり保険料を納めた人がもらえる「満額」です。
実際には途中で未納や免除期間がある人も多く、月5万円台以下の人も珍しくありません

月6.5万円で暮らせるのか?生活費の試算

たとえば、老後の最低限の生活費は以下のように想定されます。

  • 家賃:4〜6万円(都市部ならもっと高額)

  • 食費:2〜3万円

  • 光熱費・通信費:1.5万円

  • 医療費・雑費:1〜2万円

最低でも月10万円前後は必要になります。
つまり、年金だけでは3〜5万円ほど毎月赤字になる可能性が高いのです。

長生きリスクが資金不足を深刻化させる

医療の進歩により、人生100年時代は現実のものとなっています。
年金受給開始後、20〜30年生きるとして、その間ずっと赤字が続けば、数百万円〜数千万円単位の資金が足りなくなります。


なぜこの問題が見過ごされやすいのか?

多くの人が「年金だけでは足りない」と知っていながら、準備を始めないのには理由があります。

「年金制度なんて信じられない」と思っている

将来の年金制度がどうなるか不透明だと感じて、「どうせもらえないなら備えてもムダ」と思ってしまう人もいます。
でも、備えないまま迎える老後こそが、もっと不確実で危険です。

老後がまだ遠く感じてしまう

30〜40代であれば、「まだ先の話」と感じるのも当然です。
でも、準備は“時間が味方になる”早いうちが有利です。少額でも早く始めることで、大きな差が生まれます。

日々の生活に余裕がなく、準備どころではない

毎月の支払いに追われていると、「将来よりも今が精一杯」となりがちです。
それでも、今できる小さな積み立てや工夫が、将来の大きな安心につながります。

 


今からできる現実的な備え方

備えるために、特別な知識や高収入は必要ありません。大切なのは、“小さく始めて続ける”ことです。

iDeCoの活用:個人型確定拠出年金

  • 月5,000円から始められる

  • 掛金が全額所得控除の対象(節税効果あり)

  • 老後に向けた“自分年金”をつくる制度

国民年金だけでは不安な人にとって、iDeCoは公的年金の強力な補完手段です。

つみたてNISAで少額から資産形成

  • 投資初心者向けに設計された制度

  • 年間40万円まで、運用益が非課税

  • 月3,000円〜1万円程度から積み立て可能

つみたてNISAは、“長期・積立・分散”を軸にして資産を増やす仕組み。コツコツ型の投資スタイルにぴったりです。

支出を見直し、月1万円を積立へ

  • スマホを格安SIMに変更

  • 保険やサブスクを見直す

  • 食費・外食のルールを設定する

こうした見直しで月1万円の余裕を生み出し、投資や貯蓄に回すだけでも老後の差は大きくなります。

副業やスキルアップで収入の複線を持つ

今の収入がギリギリなら、少しでも副収入の道を開いておくことが重要です。

  • クラウドワークスやココナラなどでスキルを活かす

  • ブログやSNSで情報発信 → 将来的に収益化

  • 学び直しで手に職をつける

「本業+αの収入」があれば、積立や老後資金の備えにも余裕が生まれます。


自営業・非正規でもできる“老後戦略”

国民年金だけの加入者でも、老後に向けた具体的な“戦略”は立てられます。

長く働けるスキル・人脈・仕組み作り

年齢を重ねても働き続けるには、“労働時間=収入”の形から脱却しておくことが理想です。

  • スキルを高めて高単価案件を取れるようにする

  • パートナーシップや顧客との継続的な関係を築く

  • 自動化や仕組み化(デジタル販売・教材提供など)も視野に

最低限の生活ができる住居の確保

老後の住まいの問題も重要です。

  • 家賃が安い地域へ引っ越す

  • 公的住宅(市営・県営住宅)の利用を検討

  • 持ち家があるなら、リフォームや売却による資金確保も一手

支援制度や生活保護の仕組みも「知っておく」

困ったときに頼れる制度があることを知っておくだけでも、安心感が違います。

  • 生活困窮者自立支援制度

  • 最低生活費の支給

  • 医療費の減免措置

「頼るのは恥ずかしい」と思う必要はありません。知ること=備えの一部です。


まとめとメッセージ:今こそ、備える勇気を

「国民年金しかない」ことは、たしかに不安の種になります。
でもそれは、将来の危機を“今”から変えるチャンスでもあります。

  • 月数千円でも始める積立

  • 支出の見直し

  • 副業・スキルアップで収入の柱を増やす

  • 公的制度の理解と活用

どれか一つでも始められれば、10年後・20年後の自分はきっと感謝してくれるはずです。

将来に目をそらさず、いま備える人こそが、“安心して生きられる人”になります。
「何とかなる」ではなく、「何とかする」。その一歩を、今日から始めてみませんか?

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プロフィール

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このサイトを運営しているかもたすです。

新卒でブラック企業に就職してしまい人生の大事な時間を搾取されました。

そんな経験から、ブラック企業で苦しんでいる方に早く抜け出してもらいたい、少しでもその手助けになれば、と思いこのブログを始めました。

ブラックで働き始めた当時はまだ「ブラック企業」なんて言葉も無く、「これが社会なんだ」「辞めたら次がない、頑張らないと」と自分に言い聞かせ10年以上働きボロボロになりましたが、今は時代が違います。
働き方改革も始まり副業も国が推奨してくれている、今はもうブラック企業で我慢して働く必要はありません。

このブログを読んだ方がブラック企業を辞めようとなる勇気やキッカケになれば嬉しいです。

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