株式取引の取引方法は大きく分けて「デイトレード」と「スイングトレード」に分けられます。
お互いにメリットデメリットがあり、自分の生活スタイルや性格などに合わせて取引を変えておくことが必要です。
今回は初心者目線でデイトレードとスイングトレードのメリットデメリットと初心者にはどちらの取引がおススメかお伝えしていきます。
●こんな人におすすめの記事です
- デイトレードとスイングトレードってなに?
- メリットとデメリットを教えてほしい!
もくじ
デイトレードってなに?
株式取引におけるデイトレードとは株式市場が動いている1日の間に取引を終わらせることです。
日本の株式市場の場合、9:00~15:00の間取引が行えます。
チャートを見て価格の値動きをしっかり計算を行い、短い時間の中で取引を行い利益を出していく取引方法です。
デイトレードのメリットは?
デイトレードのメリットは以下の2つがあげられます。
- 1日で完結するため大幅な下落がない
- 最低限の知識で勝つこともできる
一つずつ解説していきます。
1.1日で完結するため大幅な下落がない
デイトレードは1日で取引が完結します。翌日まで株を持ち越さないので取引時間外の出来事に敏感になる必要がありません。
また株にはストップ高、ストップ安といった「値幅制限」が制限があります。
株価が暴落をした場合でもストップ安以上には株価は下がらないため、リスクを最小限にしておくことが可能です。
2.最低限の知識で勝つこともできる
デイトレードはスイングトレードに比べると、運の要素が強くギャンブル的な要素を持ち合わせています。
つまり初心者が行ってもビギナーズラックで勝つこと可能性は十分にあり、逆に株式取引のベテランの方が負けるということも珍しくありません。
もちろん最低限の株式取引の知識は必要なので学んでから挑戦しましょう。
デイトレードのデメリット
デメリットは以下の2つになります。
- 利益幅が薄い
- 手数料がかかる
一つずつ解説していきます。
1.利益幅が薄い
株価の暴落を防ぐことをメリットとして挙げましたが、大きな額の利益を手に入れることは非常に難しいのがデイトレードです。
急騰した場合でも、ストップ高がかかりますし株価は仮想通過のように上がり下がりが極端に激しくはありません。
デイトレードを毎日行い塵も積もって高額な利益を得ることはできますが、1日の取引で高額取引をとることは難しいでしょう。
2.手数料がかかる
デイトレードは1日の間に何度も約定をおこなっていきます。
そのたびに売買の手数料が発生してしまい、しっかりと計算をしないと手数料だけで何万円という金額を請求されるでしょう。
証券口座によっては「1日取引手数料定額」などの制度もあるため、一度調べてみることをおすすめします。
スイングトレードってなに?
スイングトレードとは2日から1週間ほどの短期間の間にリズムよく取引を行っていく手法です。
株価の小波動を狙い取引を行います。
初心者の方はデイトレードではなくスイングトレードをすることをおすすめします。
初心者におススメの理由は?
スイングトレードはデイトレードに比べると相場チャートに張り付いている時間が非常に短く精神的にも安定します。
デイトレードの場合、その日のうちに売買をしないといけないため、精神的疲労が大きく初心者におススメすることができません。
2日~1週間ほど時間があるスイングトレードであれば精神を安定させたまま取引を行うことができるのは大きなメリットといえるでしょう。
またスイングトレードは「株式取引をしっかりと学ぶことで勝つ確率」が上がります。
上述した通りデイトレードはギャンブル的要素があるため、勝ち続けるには株式取引と違う才能が必要です。
スイングトレードは株式取引の知識を学べば勝つ確率が上がっていきます。
そのため、長期的視点から見てもスイングトレードで株式取引を学んでいくほうがベターな選択といえるでしょう。
初心者はスイングトレードから学ぼう!
基礎基本をしっかりと学び、長期的に株式取引を行っていくために、初心者の方はまずはスイングトレードから始めてみることをおススメします。
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