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日本人の「仕事をやってる感」演出は世界トップクラス!これが日本のダメなところ

「日本人は勤勉だ」と言われますが、本当にそうでしょうか?確かに、日本の職場ではみんな一生懸命働いているように見えます。でも、その中身をよく見てみると、驚くほど「やってる感」を出すことに労力が割かれているのです。

・意味のない会議をひたすら続ける
・誰も読まない報告書を作り続ける
・残業しているだけで「頑張っている」と評価される

これらはすべて、「実際に生産性を上げる」のではなく、「仕事をしているふりをする」ための行動です。世界の中でも、日本ほど「働いている姿勢」ばかりが重視される国はありません。結果として、長時間働いているのに成果が出ない、という矛盾した状況に陥っているのです。

今回は、日本社会に根付く「仕事をやってる感」の文化がいかに無駄で、効率の悪い働き方につながっているのかを徹底解説します。


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日本企業に蔓延する「やってる感」文化の実態

「仕事をやってる感」を出すために、多くの企業でこんなことが当たり前のように行われています。

無駄な会議の連続

・とりあえず会議を開くことが仕事になっている
・結論が出なくても、「会議をした」事実が大事
・資料の説明に時間をかけすぎて、議論する時間がない

会議が終わるたびに「では、また次回に持ち越しましょう」と繰り返され、結局何も決まらないまま進まない――そんな状況に陥っている職場も少なくありません。

結局、何も決まらない会議を延々と繰り返すことが仕事になってしまっています。

意味のない書類作成

・誰も読まないのに、膨大な報告書を作らされる
・デザインやフォーマットに異常なこだわりを見せる
・実際の業務に役立たないが、「ちゃんとやった感」を出すための資料

「資料が美しくないと評価が下がる」とか「とりあえずエクセルで管理しないとダメ」というルールのせいで、意味のない作業に膨大な時間が取られています。

形だけの残業

・「定時で帰る=やる気がない」と思われる
・仕事が終わっても、上司が帰るまでPCを開いて時間を潰す
・「忙しいアピール」をする人が評価される

特に日本では、「効率よく仕事を終わらせる人」よりも、「遅くまで残っている人」のほうが偉いとされがちです。成果よりも滞在時間が評価される国、日本。これが世界から取り残される理由の一つです。


なぜ日本では「生産性」よりも「やってる感」が評価されるのか?

なぜ、こんなにも無駄なことばかりが優先されてしまうのでしょうか?

① 「長時間働く=頑張っている」という価値観

日本では「仕事を早く終わらせる=手を抜いている」と思われがちです。そのため、効率的に働いて早く帰ろうとすると、「あいつはやる気がない」と評価されることも…。

世界では、「短時間で結果を出せる人=優秀」とされるのに対し、日本では「どれだけ長く働いたか」が重視されるのです。

② 「減点方式」の評価制度

成果主義とは言いつつ、多くの企業では「ミスをしない人」が評価される仕組みになっています。
新しいことに挑戦して成果を出すよりも、無難な仕事を長時間続けるほうが評価されやすいのが、日本の企業文化です。

③ 「仕事をしているふり」をしないと評価されない

・デスクでぼーっとしていると、「仕事してない」と思われる
・SNSを見ていても、エクセルを開いていれば「仕事してる感」は出る
・「何かしら忙しくしていないと、評価が下がる」というプレッシャー

本当に重要な仕事に集中できず、意味のない作業が増える原因は、こうした「周りの目を気にする文化」にあります。


海外と比較すると、日本の働き方がいかに時代遅れかわかる

日本と欧米の働き方を比較すると、その違いは一目瞭然です。

欧米の働き方
・「短時間で成果を出す人」が評価される
・無駄な会議や書類作成は極力排除
・「長時間働く=無能」とされる

日本の働き方
・「努力している姿勢」が評価される
・会議が多く、結論がなかなか出ない
・「残業しているほうが偉い」という謎の価値観

このように、日本の企業は未だに「仕事をやってる感」を重視するあまり、本来やるべき仕事に時間を使えていません。


「やってる感」文化をなくすために必要なこと

① 無駄な仕事を見直す

・定例会議を減らし、必要なときだけ開催する
・「誰のための仕事なのか?」を明確にする
・「とりあえずやる」仕事をやめる

② 成果ベースの評価制度を導入する

・「何時間働いたか」ではなく、「何を達成したか」で評価する
・短時間で効率よく働いた人を評価する仕組みを作る

③ デジタルツールを活用し、業務の自動化を進める

・手作業のエクセル管理をやめ、業務を効率化
・チャットツールを活用し、会議の回数を減らす
・ペーパーレス化を進め、無駄な書類作成を減らす


おわりに

日本の「仕事をやってる感」文化は、もはや社会全体の足を引っ張っています。

✅ 長時間働いても成果が出ない
✅ 無駄な会議・書類・残業が評価される
✅ 本当に大事な仕事に集中できない

このままでは、世界の競争に取り残されてしまいます。日本が変わるためには、「仕事をやってる感」ではなく、「本当に意味のある仕事」を重視する文化を作らなければなりません。

「とにかく忙しく見せる」働き方をやめ、もっとシンプルに、本当に必要なことだけに時間を使うべきです。

あなたの職場にも、「やってる感」文化、根付いていませんか?

 

 

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プロフィール

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このサイトを運営しているかもたすです。

新卒でブラック企業に就職してしまい人生の大事な時間を搾取されました。

そんな経験から、ブラック企業で苦しんでいる方に早く抜け出してもらいたい、少しでもその手助けになれば、と思いこのブログを始めました。

ブラックで働き始めた当時はまだ「ブラック企業」なんて言葉も無く、「これが社会なんだ」「辞めたら次がない、頑張らないと」と自分に言い聞かせ10年以上働きボロボロになりましたが、今は時代が違います。
働き方改革も始まり副業も国が推奨してくれている、今はもうブラック企業で我慢して働く必要はありません。

このブログを読んだ方がブラック企業を辞めようとなる勇気やキッカケになれば嬉しいです。

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