皆さんは自分の会社を「ブラック企業」と感じたことはありませんか?他の会社の実情がわからないため、これは普通なのか、それともおかしいのか判断が難しいこともあるでしょう。今回は、ブラック企業の特徴やよく見られる「あるある」をご紹介します。もしあなたの会社がこれらに該当するなら、注意が必要です。
もくじ
あなたの会社はブラック企業?
ブラック企業で働くと心身に悪影響を及ぼし、場合によってはうつ病や最悪の場合は自〇に追い込まれてしまうこともあります。自分の身は自分で守ることが重要です。以下の項目に複数当てはまる場合、あなたの会社がブラック企業である可能性が高いので注意してください。
- 残業しているのに残業代が支払われない
- 人の入れ替わりが激しい
- 30~40代の中間層がいない
- セクハラ・パワハラが横行している
- 休みが極端に少ない
- 精神論が根付いている
- 募集要項に「やる気」や「アットホーム」といった単語が使われている
では、これらの項目について詳しく解説します。
残業しているのに残業代が支払われない
ブラック企業の典型的な特徴として、過剰な残業とそれに対する未払いがあります。特に月に45時間を超える残業が常態化している場合は要注意です。過労死ラインとされる80時間を超えても残業代が支払われない、または一部しか支給されない企業も存在します。
これは明らかに違法行為なので正確な勤務時間を記録し、労働基準局に報告することを強く勧めます。
人の入れ替わりが激しい
新しい人が入ったと思えばすぐに退職者が出る、そんな入れ替わりが頻繁に起こる会社は、従業員を「使い捨て」として扱っている可能性が高いです。このような会社は従業員を大切にしないため将来性はなく、最悪の場合倒産するリスクもあります。
30~40代の中間層がいない
20代の若手と、役員クラスの50代しかいない職場は要注意です。30~40代の中堅層がいないということは、彼らが会社の将来性を見限って辞めている可能性があります。変化を嫌う企業は時代の流れに取り残され、将来性に乏しいのです。
セクハラ・パワハラが横行している
コンプライアンスを守れない会社は、職場環境が悪く、将来性もありません。上司や社長の言うことが絶対という風潮がある企業では、セクハラやパワハラが横行しやすくなります。
休みが極端に少ない
年間休日が100日未満の会社は注意が必要です。100日でも少ないと感じるかもしれませんが、業種によって基準が異なります。自分の業界での休日数を確認し、極端に少ない場合はブラック企業の可能性があります。
精神論が根付いている
「気合で何とかしろ」「それぐらい自分で考えろ」といった精神論が根強い会社は、現代の働き方にはそぐわないと言えます。こうした企業では、パワハラが横行しているケースが多いです。
募集要項に「やる気」や「アットホーム」といった単語がある
「やる気」や「アットホーム」といった曖昧な言葉が募集要項に使われている場合、企業が自慢できる商品や技術がない可能性があります。これは企業の強みがないことを示しているのです。自分の会社の募集要項を確認し、これらの単語が含まれていないかチェックしてみてください。
ブラック企業あるあるまとめ
上記の項目に2つ以上該当する場合、あなたの会社はブラック企業と言えるかもしれません。ブラック企業には将来性がなく、働き続けることで心身ともに疲弊してしまいます。適切な判断を下し、早めにブラック企業から抜け出しましょう。
このブログが、あなたのより良いキャリア選択に役立つことを願っています。