株式取引を制するために必要なのが「株価チャートの見方」株価チャートを正しく理解することによって、「買い時」か「売り時」かを判断することが可能です。
今回は初心者目線で株価チャートの見方を解説していきたいと思います。
●こんな人に読んでほしい記事です
・初心者で株価チャートの見方が全くわからない
・代表的な株価チャートはどんなものがあるの?
もくじ
初心者に訪れる壁!株価チャートを理解しよう!
株式取引を始める上で、株価チャートを正しく理解することは大切です。
しかし、株価チャートを理解するのは非常に大変で、ベテランの方でも理解されていない方も多くいらっしゃいます。
初心者目線から見ると「ただのよくわからないグラフにしか見えない」と思っている方も多く、チャートを重視せずに取引を行う人も多いでしょう。
株価チャートは株式取引を行う上で絶対について回るものです。
最初の団塊で100%理解はする必要はありませんが、基本的な事は学んでおきましょう。
株価チャートの見方を簡単解説!
そもそも株価チャートを見ることで何がわかるのでしょうか?
株価チャートでは株価の動きがわかり、縦軸に「株価」横軸に「時間」を表しています。
このチャートは直近の物はもちろん過去の分も見ることができ5年前の株価、1年前の株価、昨日の株価など様々な時間を指定してみることができ、企業価値の変動を知ることができるようになっています。
株価チャートは3つのパーツで成り立っている!
株価チャートは3つのパーツで成り立っており、名称は以下の通りになっています。
1.ローソク足
2.出来高の棒グラフ
3.移動平均線
用語の解説を行っていきます。
1.ローソク足
ローソク足を見ることて「一定期間の大まかな値動き」がわかります。
ある期間の取引が、いくらで始まり(始値)、高値、安値をいくらで記録し最終的にいくらで取引が終わったかを示すのがろうそく足です。
ローソク足は2種類あり「陽線」と「陰線」に分けられます。
陽線...始値より終値の方が高いこと
陰線...始値より終値のほうが安いこと
ローソク足を理解することによって株価の動向をすぐに把握することが可能です。
取引の始値、安値、高値、終値が過去分も含め一目でわかるためチャート分析をする際に必要なデータといえるでしょう。
2.出来高の棒グラフ
出来高とは売買が成立した株数のことで、出来高の棒グラフはチャートの株に表示されています。
このグラフからわかることは、取引が活発に行われており、相場が変動するかどうかを判断することが可能。
出来高が多い=買った人や売った人が多く取引が活発に行われている。(相場が急激に変わる可能性あり)
出来高が少ない=買った人や売った人が少ない。(相場が安定している)
出来高の棒グラフを見ることで、急な高騰や暴落を防ぐことができます。
取引が活発に行われていたら、注視しておくことが大切です。(出来高が多いからといって100%高騰・暴落するとは限りません)
3.移動平均線
移動平均線は非常にわかりやすく初心者の方におススメの分析方法です。
移動平均線とは一定期間における終値の平均値を線でつなげたものを言います。
移動平均線は3つのパターンに分けられます。
・初期
・中期
・長期
株式取引を行う上で短期的・長期的の両方の目線を持っておくことは非常に大切です。
例えば短期目線で5日間の相場を見ると、下落しているチャートがあります。
普通であれば、下落をしているため「株式を売ったほうがいいかも...」と思うかもしれません。しかし25日の長期的目線で見ると上昇している時があります。
短期的に見ると下落トレンドでも長期的に見ると上昇トレンドであるため売らないほうが賢明と判断することが可能です。
こういった株式売買の判断に役立つのが移動平均線です。
移動平均線はわかりやすくおススメの分析方法なのでしっかりと理解をしておきましょう。
まずは取引を始めよう!
株式チャートを覚えるのに一番早いのが「実際に取引をしてみること」です。
本を読んだり、インターネットで知識を蓄えることも必要ですが、実践することが一番チャートを早く覚えることができます。
まずは少額投資から始めて株式チャートをしっかりと覚えていきましょう。
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