「新NISAで毎月1万円を積み立てたら、10年後にはどれくらい増えるの?」
投資に興味があっても、「1万円程度じゃ意味ないかも…」と思ってしまう方も多いかもしれません。
でも実は、少額の積み立てこそが資産形成の第一歩。本記事では、新NISAを活用して毎月1万円を積み立てた場合のシミュレーションや、複利効果の力、初心者でも始めやすいポイントをわかりやすく解説します。
もくじ
新NISAとは?積み立て投資に最適な制度
まず、新NISAとは何かを簡単におさらいしておきましょう。
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2024年からスタートした新しい非課税制度
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つみたて投資枠:年120万円
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成長投資枠:年240万円
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生涯で最大1,800万円まで非課税で投資可能
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利益・配当金が非課税(通常は20.315%課税)
この制度は長期的に資産を育てたい人にぴったりで、特に「積み立て投資」との相性が抜群です。
【シミュレーション】毎月1万円 × 10年でどうなる?
それでは、実際に数字を見てみましょう。
「毎月1万円を10年間積み立てた場合」の将来資産額を、利回りごとにシミュレーションします。
● 単純に貯金した場合(利回り0%)
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1万円 × 12ヶ月 × 10年 = 120万円
● 年利3%で運用した場合(インデックス投資の保守的な想定)
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約140万円
● 年利5%の場合(平均的な想定)
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約155万円
● 年利7%の場合(やや楽観的なケース)
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約170万円
利回りによって結果は異なりますが、複利の力で「ただの貯金より確実に資産が増える」ことがわかります。
積み立て1万円でも「小さく始めて大きく育てる」
たとえ月1万円でも、10年・20年と継続することで大きな資産になります。
これは「複利効果」と呼ばれる、投資利益がさらに投資に回されて増えていく仕組みのおかげです。
「大きな額がないと投資できない」というのは、もう昔の話。
小さくスタートすることが、将来の大きな成果につながるんです。
なぜ新NISAで積み立てると有利なのか?
新NISAの最大のメリットは、運用益が非課税になること。
通常、投資で得た利益や配当金には約20%の税金がかかります。
しかし、新NISAならまるごと利益になるため、長期的に大きな差が出ます。
さらに、10年、20年と続けることで「複利 × 非課税」のダブル効果が効いてくる。
だからこそ、今すぐ始めるほど将来が有利になるのです。
注意点:損するケースもある?
もちろん、投資にはリスクもあります。
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相場が下落すれば元本割れの可能性も
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短期ではマイナスになる年もある
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生活費を切り崩して投資するのはNG
大切なのは、「余剰資金でコツコツと」続けること。
そして、「長期視点」で運用することです。
FAQ(よくある質問)
Q1:毎月1万円だけで将来の資産形成になりますか?
A:はい。少額でも長く続ければ大きな成果につながります。収入が増えたら、積立額を増やすのもおすすめです。
Q2:新NISAの積み立ては途中でやめてもいいですか?
A:可能です。ただし、長期で続けるほど複利効果を享受できます。無理のない範囲で継続しましょう。
Q3:初心者はどの投資信託を選べばいいですか?
A:全世界株式やS&P500に連動するインデックスファンドが人気で、分散効果もあり初心者向きです。
まとめ:新NISAで未来を変える第一歩を
新NISAでの毎月1万円の積み立ては、将来の資産形成に確実につながります。
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貯金より効率的に増やせる
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複利効果で時間が味方になる
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少額からでも「始めること」が最大のメリット
「投資は怖い」「まとまったお金がない」と思っていた人こそ、まずは1万円からの積立を検討してみてください。
そして、何より大切なのは口座を開設すること。
それが、資産形成の最初の一歩になります。