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なぜ初心者は高値掴みを繰り返すのか?投資心理から学ぶ失敗の原因と対策

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「なんで買った直後に下がるの…?」その“あるある”には理由がある

「この株いいかも!」と思って買ったら、なぜかその直後に値下がり。
「また高値で掴んじゃった…」と後悔した経験、ありませんか?

投資初心者の多くが一度は経験する「高値掴み」。
なぜ、わかっているはずなのに、繰り返してしまうのでしょうか?

実はその原因の多くは、「知識不足」よりも“投資心理”にあります。
つまり、感情や思い込みが判断を狂わせているんです。

この記事では、初心者が高値掴みをしてしまう心理的な背景をわかりやすく解説し、**どうすれば防げるか?**という実践的な対策も紹介していきます。


高値掴みのよくあるシナリオ

まずは、よくある“高値掴みストーリー”を簡単に振り返ってみましょう。

  1. SNSやニュースで「○○株が爆上げ中!」という情報を目にする

  2. それまで気にしていなかったのに、急に気になって調べ始める

  3. 「みんな買ってるし、今買わないと乗り遅れるかも…!」と焦って購入

  4. その直後に値下がり

  5. 「やっぱり自分には投資向いてない…」と自信を失う

こうして、同じような失敗を何度も繰り返してしまうわけです。

では、なぜこんな行動をとってしまうのでしょうか?
ここからは、3つの投資心理に分けて深掘りしていきます。


投資心理①:FOMO(Fear of Missing Out=取り残される不安)

FOMOは、「他人が儲けているのに、自分だけチャンスを逃すのが怖い」という心理状態のこと。

SNSを見ていると、「この銘柄で○万円の利益出た!」という投稿が流れてきますよね。
本当かどうかはさておき、それを見ると「自分も何か買わなきゃ…」と焦ってしまう。これがFOMOです。

冷静に考えれば、株価が急に上がっているということはすでに高値圏に入っている可能性が高いのに、焦りから判断が甘くなり、「とりあえず買ってしまう」パターンに。

● 対策ヒント:

「人は人、自分は自分」と割り切るメンタルを持つこと。
“乗り遅れても死なない”と知るだけで、判断に余裕が生まれます。


投資心理②:群集心理・バンドワゴン効果

「みんなが買ってる=正しい選択だろう」と思ってしまうのが、群集心理
特に初心者は、自分の判断に自信がないため、多くの人が買っているものを選びたくなります。

これが「バンドワゴン効果」です。
ブームやバブルの裏には、いつもこの心理があります。

  • ITバブル

  • 仮想通貨バブル

  • コロナ後のテーマ株ブーム など

たとえば、株価が短期間で何倍にもなった銘柄に後から飛びつくと、すでに相場のピークを過ぎていることが多いです。

● 対策ヒント:

「多くの人が話題にしはじめたときは、そろそろ終盤」と疑うクセをつけましょう。
話題になる前から持っていた人が一番得をしていることを、忘れずに。


投資心理③:損失回避バイアスと確証バイアス

人は「利益を得る喜び」よりも、「損をしたくない」という気持ちの方が強く働くといわれています。これが損失回避バイアスです。

また、一度「この銘柄は絶対に上がる」と思い込んでしまうと、自分に都合のいい情報ばかり信じてしまう。これが確証バイアス

たとえば、

  • 業績が悪化していても「今が割安だ」と思い込む

  • チャートが崩れていても「長期なら大丈夫」と理由づけして買う

こうした“思い込みの罠”にハマってしまうと、結果として高値掴みを繰り返すことになります。

● 対策ヒント:

「自分の判断を疑ってみる」ことが大切です。逆の意見やネガティブな情報にもあえて目を通してみましょう。


高値掴みを防ぐための実践的な対策

● ① 積立投資(ドルコスト平均法)を取り入れる

毎月一定額ずつ買うことで、価格の上下に関係なく自動で分散されます。
結果として、高値掴みのリスクが大幅に下がるのがドルコスト平均法のメリット。

特に、eMAXIS Slim オールカントリーのような長期向けのインデックスファンドでは、この方法が効果的です。

● ② チャートや過去の値動きを少しずつ学ぶ

「今って高値なの?割安なの?」がわからないと、判断が感覚的になってしまいます。

初心者のうちは難しく考える必要はありませんが、

  • 直近6ヶ月や1年のチャートを見る

  • 株価が急騰していないかを確認する

など、ちょっとした習慣が、買うタイミングを見極める助けになります。

● ③ SNSの情報は「参考程度」と割り切る

SNSは情報が早い反面、ノイズも多く、煽りも多いのが実情です。

  • 発信者が本当に買っているのか?

  • ポジショントークではないか?

こういった視点を持ちつつ、自分の判断軸を持つことが何より大切です。

● ④ 自分の投資目的と時間軸を意識する

「老後資金のために10年運用したい」のか、
「数年以内に使う予定の資金なのか」で、選ぶ商品も買うタイミングも全く違います。

自分にとっての“正解”は、人によって異なります。
目的と期間が明確なら、相場に振り回されにくくなりますよ。


まとめ:投資で失敗するのは「能力」ではなく「感情」

「なぜ自分は高値で買ってしまったのか?」
その答えは、「情報不足」ではなく、感情や心理の作用によるものかもしれません。

投資の世界で勝ち残るためには、マーケットの動き以上に、自分の心の動きを知ることが大切です。

  • 他人の儲け話に焦らない

  • 自分の判断を信じすぎない

  • ルールを決めて淡々と投資する

この3つを意識するだけでも、高値掴みのリスクは大きく減らせます。

 

株式投資で失敗する人の共通パターン5選(初心者が陥りがちな落とし穴とは?)

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プロフィール

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このサイトを運営しているかもたすです。

新卒でブラック企業に就職してしまい人生の大事な時間を搾取されました。

そんな経験から、ブラック企業で苦しんでいる方に早く抜け出してもらいたい、少しでもその手助けになれば、と思いこのブログを始めました。

ブラックで働き始めた当時はまだ「ブラック企業」なんて言葉も無く、「これが社会なんだ」「辞めたら次がない、頑張らないと」と自分に言い聞かせ10年以上働きボロボロになりましたが、今は時代が違います。
働き方改革も始まり副業も国が推奨してくれている、今はもうブラック企業で我慢して働く必要はありません。

このブログを読んだ方がブラック企業を辞めようとなる勇気やキッカケになれば嬉しいです。

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