ブラック企業で酷使されていると、だんだんと正常な思考が保てなくなってきます。それはことあるごとに言葉で洗脳されてしまうからです。
特に新卒で何も知らないところに、さも社会では当然かのように言われてしまうと真面目なタイプはこの洗脳言葉にやられ、がんじ絡めにされてしまい身動きが取れなくなってしまうでしょう。
私がことあるごとに繰り返し言われ
「そうか私は会社に迷惑をかけているのか、頑張って会社に貢献しなければ!」
と、洗脳されてしまった言葉を4パターン挙げてみました。
もくじ
私が何度も言われたブラック経営者の言葉
あなたの会社で当てはまるものはありませんか?
一つでも当てはまったらブラックなので、転職を考えていいと思います。
ブラック経営者が発した言葉の後には、今の正常な私の意見を書いています。
残業手当を欲しがるのは悪だ
だからサービス残業するのが当然だと言いたいのでしょう。法律を守ることより自分たちのお金のほうが大事なんですね。
新卒者が稼げないのは当然です経験ないんですから。
こっちからすると全く関係ないですから、ちゃんと法律守ってください。
給料以上に稼いでほしいなら、企業がお金をかけて稼げるように育てるのが責任であり義務だと私は考えています。
辞めても次行くところは無いとぞいった脅迫
これはよく聞くブラック企業の常套句ですね。
貴重な奴隷が辞めないようにするための言葉です。辞めたらまた奴隷を作らないといけませんからね。
今更ですが反論させていただきます。
「いやいや、失敗しませんよ。」
と、
どちらかといえばブラックの感覚を持って他に行くと「良く働くね。ほかの人にも見習ってほしいよ」と重宝されるくらいです。
お前の時間は会社のものだ
『会社はお前の時間に金を払っているからお前の行動はすべて会社のものだ』という歪んだ考えから出ている言葉です。
そんなずっと仕事ばっかりしてられる訳ありません。集中力も途切れるし少しは休まないと生産性が上がらず、稼げるものも稼げなくなってしまいますよ。
稼げといいながら稼げないようにしているのは自分ですよね。非効率極まりないです。
自分の一族が最優先
そのリスクを理解したうえで会社を立ち上げ経営しているんでしょう?こちらはそっちの家族のことなんて知ったことではありませんよ。
この発言、経営者はみんな実際には思っていることだとは思いますし自分の家族が大事なのは当然でしょう。
しかしそれを従業員に対して言うのは、経営者としては絶対にダメですよね。
突き詰めると何かあったら従業員は真っ先に切られるということですし、下手すれば責任を押し付けられて従金を搾り取ろうとしてくるかもしれない、というところまで想像してしまいます。
モチベーションはダダ下がりです。
まあ、それでも辞められませんけどね・・・
まとめ
特にお金に関してはすごい執着心の経営者でした。
発言の真意を辿ると、すべて金を出したくない!という一言にたどり着くんです。これが本当の守銭奴というやつかと思い知らされました。
労働者を正当に評価せず、自分の一族の安泰のために使うための奴隷としか思っていないブラック企業は、ホントにこの世から無くなってもらいたいものです。
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