「ここまで騒がれているのに、なんでブラック企業はなくならないのだろう」
と思っている人は多くいるはず。
そこで、ブラック企業が姿を消さない、なくならない理由を考えに考えて自分なりの結論が出たので具体的に書いてみました。
もくじ
ブラック企業がなくならない理由は?
ブラック企業がなくならない理由としては、大きく2つが考えられます。
社員の認識が違う
会社の劣悪な環境に慣れてしまうと、ブラック企業だという認識が薄れ、変な責任感が出てしまう事があります。
具体的には、
「人手不足だから自分が頑張らないと」
「会社の存続の危機だから、多少無理してでも頑張らないと」
というような形です。
こうなってしまうと、改善しようと考える人がほとんどいなくなってしまうため、会社の仕組みや考え方が変わらず、そのままの状態で存続していってしまうのです。
ブラック企業を辞めたくても辞められない人が多い
入社して初めて会社の劣悪な環境に気づく人も多いです。
そのような人の中には、
「すぐにでも転職したい」
と考える人も多いのですが、中々辞めさせてくれないことが多いです。
なぜなら、深刻な人手不足になっているケースが多いからです。
場合によっては、退職の意思を告げると、
・役職をつけられて囲われる
・聞く耳をもってくれない
という可能性があり、劣悪な環境になっている企業が滅びていかないのです。
なんでブラック企業を辞めない人が多いの?
この記事を見ている人の中には、
「自分ならすぐに辞めるけどな」
と思っている人もいるでしょう。
では、精神的、肉体的に追い詰められるブラック企業を辞めない人が多い理由について、詳しく見ていきましょう。
自分に自信がない
今の会社を辞めたところで、次の会社が見つかるかわからないというよう不安を抱えていると、中々辞めることができなくなってしまいます。
また、年齢を重ねれば重ねるほどこの不安は大きくなっていきますので、嫌々働かざるを得なくなってしまう人もいるのです。
つまり、本当は職を変えたいのに、年齢や家族のことを考えると、今のまま留まる方が得策だと自分を納得させてしまう人が多いという事です。
生活に不安を抱えている
次は、生活に不安を抱えている人です。
「転職先がすぐに見つからなかったら、生活に困ってしまう」
「転職先がすぐに見つからないと、家族を路頭に迷わせてしまう」
このような不安を抱えている人も、嫌々ブラック企業に留まることが多いのです。
変な責任感が芽生えてしまっている
「この会社には自分が必要だ」
このような感覚になってしまっている人は、要注意です。
ブラック企業は、従業員よりも会社の利益を追求するケースがあるため、自分がどれだけ頑張っても評価してくれないこともあるのです。
ブラック企業だと感じたらどうするべき?
では、自分が働いている企業がブラックだと感じた場合は、一体どうすればいいのでしょうか。
前向きに転職を検討する
まずは、前向きに転職を検討しましょう。
前向きというのは、少しでも転職に向けて行動を進めるという事です。
例えば、
・転職エージェントに登録をする
・転職サイトに登録をする
・転職に関する知識をつける
という事です。
そうすることで、今よりも好条件の会社と出会える可能性が高くなるため、いつまでもブラック企業に搾取されずに済むのです。
資格を取得する
転職を成功させられるかが不安で、中々ブラック企業から離れられないでいるのであれば、資格を取得してみることがおすすめです。
そうすることで、その資格を面接時のアピールポイントにすることができるため、何も資格を持っていない人よりも採用率を高めることができます。
ブラック企業の業務で忙しいかもしれませんが、ホワイト企業に安心して転職をするために、コツコツと勉強をしていくことをおすすめします。
勇気を振り絞って辞めてみる
ブラック企業で働くことがどうしても嫌になったら、勇気を振り絞って辞めてみるということもおすすめです。
転職先が決まっていない状態で会社を辞めるというのはリスクがありますが、ブラック企業で働いているという事が足かせになってしまい、人生に楽しみにを見出せないでいるのであれば、一旦やめてみるという事も1つの方法です。
そうすることで、今まででは考えられないくらいの解放感を味わうことができ、気持ちをリセットした状態で、転職活動に進むことができるようになるでしょう。
まとめ
ブラック企業というのは、かなり昔から存在していますし、現在も一定数存在しています。
しかし、今回紹介した理由により、ブラック企業を完全に無くすという事はまだまだ難しいのです。
とはいえ、ブラック企業で働いていると、身も心も疲れ切ってしまう可能性が高くなりますので、今回紹介したことを参考にしながら、行動を起こしてみることをおすすめします。
そうすることで、人生の充実度や幸福度を上げることができ、仕事だけではなく、プライベートも充実させることができるようになるでしょう。