「証券口座を開いたら何ができるの?」
NISAでの投資をきっかけに証券口座を開設したものの、NISA以外での使い道がよくわからない…という方も多いのではないでしょうか。
実は、証券口座にはNISA以外にもたくさんの便利な活用法があります。
この記事では、投資初心者にもわかりやすく、証券口座の機能や使い道を具体的に解説していきます。
もくじ
NISA以外でできる証券口座の活用法
1. 株式投資(国内株・外国株)
証券口座を開くことで、上場企業の株式を購入できるようになります。
日本国内の企業はもちろん、米国株や海外ETFなど、外国市場への投資も可能です。
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株式投資のメリット:
・配当金がもらえる
・株主優待が受けられる(日本株)
・成長企業に投資できる
インデックス投資とは違い、企業ごとの動きやニュースに関心を持ちながら運用できるのも株式投資の魅力です。
2. 投資信託の積立購入
証券口座では、NISA口座を使わなくても通常の投資信託購入が可能です。
毎月自動で積み立てられる設定もあり、手間なくコツコツ投資を続けられます。
また、楽天証券やSBI証券などでは、**ポイントでの投資(楽天ポイント・Vポイントなど)**も対応。
日常生活で貯めたポイントを使って、気軽に資産運用が始められます。
3. IPO(新規公開株)への申し込み
IPOとは、新しく上場する企業の株を事前に購入できる制度です。
証券口座を持っていなければ申し込むことはできません。
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IPOの特徴:
・人気銘柄は抽選制
・初値が公募価格を上回ることも多く、利益を得やすい
・リスクはあるが、比較的低め
「投資初心者でもチャレンジしやすい」として、IPO投資は近年人気が高まっています。
4. 外貨建て商品(米ドル・外貨MMFなど)
証券口座では、外貨での運用商品にもアクセスできます。
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米ドル建てETF
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外貨MMF(マネー・マーケット・ファンド)
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外国株(アップル、マイクロソフトなど)
日本円だけに資産を集中させるのではなく、外貨資産を持つことでインフレや円安リスクに備えることができます。
5. 債券投資(国債・社債など)
株式や投資信託よりも安定した運用を好む方には、債券投資もおすすめです。
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国債:日本や外国の政府が発行する債券(安全性が高い)
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社債:企業が発行する債券(利回りが高め)
債券は、満期まで保有すれば元本が返ってくる仕組みのため、計画的な運用がしやすい投資先です。
6. ポイント投資・現金化の活用
証券口座と連携して、ポイントで投資ができるサービスも普及しています。
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楽天証券 × 楽天ポイント
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SBI証券 × Tポイント・Vポイント
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マネックス証券 × マネックスポイント
「投資はハードルが高い」と感じる方でも、ポイントでなら気軽に始められるのが魅力です。
証券口座を持つメリットとは?
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株式・投資信託・債券・外貨など、幅広い資産にアクセスできる
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少額(100円〜)で投資を始められる
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ネット証券なら手数料が安く、情報ツールも豊富
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NISA口座との併用で非課税投資と課税投資のバランスが取れる
証券口座を開くことは、資産形成のスタートラインに立つということです。
証券口座を開設した後の流れ
証券口座を開いたあと、何をすればいいのか。初心者でも迷わないように、基本のステップをご紹介します。
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口座に入金する
→ 銀行口座からオンラインで簡単に入金できます。 -
投資商品を選ぶ
→ 投資信託、株式、ETF、債券などから自分の目的に合った商品を選択。 -
少額から購入してみる
→ まずは1,000円程度からスタートして、感覚をつかむことが大切。
FAQ:証券口座とNISA以外の活用について
Q1:証券口座はNISA以外にも必要ですか?
A:はい。証券口座がなければ、株式・投資信託・債券・IPOなどの取引ができません。
NISAを使わなくても、投資全般の入り口として必須です。
Q2:証券口座を持っているだけでお金はかかりますか?
A:基本的に、口座の維持費は無料です。
取引を行ったときのみ、証券会社ごとの取引手数料が発生します。
Q3:初心者は何から始めればいいですか?
A:投資信託の積立から始めるのが最もシンプルで続けやすい方法です。
ネット証券なら、毎月100円から自動積立が可能です。
まとめ:証券口座を開いたら何ができるか、実はたくさんある
証券口座を開いたら、NISAだけでなく多彩な投資手段にアクセスできるようになります。
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株式投資や投資信託の積立
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IPOや外貨建て資産
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債券投資やポイント投資の活用
「NISAしか使わないから…」と考えるのはもったいないことです。
証券口座を活用することで、自分に合った投資スタイルを見つけられる可能性が広がります。
証券口座は資産形成のための「道具」です。
どのように使うかで、未来の資産は大きく変わります。
まだ口座を開設していない方は、この機会に一歩踏み出してみてください。