就職を控えている学生や、転職を検討している人の全員が、
「ブラック企業だけには入りたくない」
と思っているハズ。
そこでこの記事では、ブラック企業に引っかからないために、個人ができる対策を3つ紹介していきます。
もくじ
ブラック企業に入るとどうなる?
まずは、ブラック企業に入ってしまうと、一体どうなってしまうのかということについて、詳しく見ていきましょう。
休みがない
まずは、休みがなくなります。
ブラック企業というのは、従業員のことを優先に考えておらず、とにかく会社の利益が優先になっています。
そのため、決められた休みが確保されておらず、従業員を駒のように働かせるのです。
こうなってしまうと、自分の心と体がボロボロになるため、何のために働いているのか、何のために生きているのかがわからなくなってしまうでしょう。
給料が低い
ブラック企業のイメージを聞くと、多くの人が、
「給料が低い」
と答えます。
中には、最低賃金によりも低い給料で従業員を働かせている会社もあるのです。
このような会社に就職をしてしまうと、一生懸命働いてもわずかな給料しか貰うことができず、生活に困窮してしまう可能性が高くなります。
ハラスメント被害に遭うこともある
ブラック企業というのは、先ほども解説したように、従業員よりも会社の利益を追求しています。
そのため、場合によっては経営陣もしくは上司からハラスメントを受ける可能性があります。
ハラスメントにも、
・セクハラ
・パワハラ
・モラハラ
と、様々な種類がありますが、このどれもが従業員の心と体を痛めつけるものです。
そのため、このような企業で働いてしまうと、精神的あるいは肉体的に傷つけられてしまう可能性が高くなると言えます。
精神的にきつい
ブラック企業というのは、人員以上の仕事を抱えているケースがあります。
ただ、そうなってしまうと、少ない人員でたくさんの仕事をこなすことになりますので、かなり疲弊してしまうのです。
また、人手不足ということもあり、退職の意思を伝えても断られてしまう事があります。
そうなると、思うように転職活動を進めることができず、精神的に参ってしまう可能性が高くなるのです。
ブラック企業に引っかからないための対策は?
では、そんなブラック企業に引っかからないようにするために、個人ができる対策とは一体何なのでしょうか。
代表的な対策方法を3つ紹介していきます。
求人情報を念入りにチェックする
まずは、求人情報を念入りにチェックすることが大切です。
そして、
・給料
・待遇
・手当
・業務内容
などをしっかりと確認しましょう。
そして、少しでも不自然な箇所や矛盾している記載があれば、その会社はブラック企業である可能性が高いため、慎重に調べていくことをおすすめします。
また、求人情報の会社紹介で、精神論や根性論を多用している会社というのは、昔ながらの考え方が捨てきれていない可能性がありますので、避けることをおすすめします。
社員数を調べる
そして、会社の社員数を調べることもおすすめです。
社員数が圧倒的に少ない場合というのは、まだ事業としての仕組みができておらず、仕事量が膨大になってしまう可能性があります。
もちろん、スタートアップやベンチャー企業など、人数が少ない会社で自分の実力を試したいと思っている人によってはメリットになるかもしれませんが、できるだけ安定した会社に入りたいと思っている人は要注意です。
更に、ネットなどで会社名を調べると、離職率が出ていることもあります。
離職率が高い企業というのは、何かしらの問題を抱えている可能性がありますので、慎重に判断していくことが大切です。
正規雇用と非正規雇用の割合を見る
最後は、正規雇用と非正規雇用の割合をみることも大切です。
ブラック企業というのは、どちらかというと正規雇用者よりも、非正規雇用者の方が多くなっている傾向にあります。
ただ、一概に非正規雇用者が多い会社がブラック企業かと言われると、そういうわけでもないため、あくまでも参考程度に考えておくことをおすすめします。
また、正規雇用として採用してもらいたいと思っている場合は、非正規雇用者の割合が高い会社に応募するのは避けるのが無難でしょう。
まとめ
ブラック企業に入ってしまうと、様々なデメリットを被ることになり、最悪の場合、精神や肉体に異常が出てしまう事もあります。
そのため、今回紹介した方法を頭に入れながら、ブラック企業を正しく見極めて、自分にあた会社を見つけられるようにしましょう。
ブラック企業を上手に回避することができれば、優良企業を効率的に見つけることができるようになります。
優良なホワイト企業で働くことができると、仕事だけではなくプライベートを充実させることもできるため、人生の充実度や幸福度を上げていくことができるようになるのです。