証券会社を決めて、口座を開設したらいよいよ株式取引のスタート。
株式の注文方法は1つではなく何種類かあり、初心者の方は「どの注文方法を行えばいいの?」「ネットで注文方法を見ても専門用語が多くて意味がわからない...」こういった壁にぶつかるかと思います。
今回は特によく使う注文方法を中心に解説していきます。
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もくじ
株を買うには株式口座を開設しよう!
株式を買うには、普通の銀行口座から行うことはできません。
まずは各証券会社が提供している、株式口座を開設しそこから入金を行い株式を買っていきましょう。
株式口座は証券口座によって手数料や使い方が違ってきますので事前にしっかりとチェックをしたうえで口座開設を行ってください。
株式取引の注文方法
株式取引の注文方法は大ききわけて7つになります。
- 成り行き注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- 寄成と寄指
- 引成と引指
- OCO注文
- IFD注文
これだけ多く注文方法があると「覚えられなさそう...」と思ってしまいますよね?
しかし初心者が覚えるべき取引はこの中の1~3の3つだけとなります。
他の注文方法は、取引に慣れてから実践していきましょう。
1~3の注文方法について詳しく解説していきます。
1.成り行き注文
株式取引において最も基本的な注文方法となります。
成り行き注文は買いたい値段を指定せずに注文する方法です。
成り行き注文はとても簡単にいうと、今すぐに買える最安値の価格で買うことができます。
株価は常に変動しているため、自分の指定した金額で買えるとは限りません。
しかし成り行き注文はその場で買うことができるため、すぐに株を手に入れることができます。
金額を問わずすぐにその場で株式が欲しい人には有効な注文方法といえるでしょう。
2.指値注文
指値注文は成り行き注文とは逆で金額を指定して購入する方法です。
例えば1株1000円の株があり、指値を995円に設定します。
株価が変動し、995円に下がった段階で買い注文をすることができます。
自分の希望する価格になれば購入することができますが、逆を言うと価格が下がらなかった場合指値注文が入りません。
株価が下がらずにそのまま急上昇した場合、相場に置いてかれてしまうというリスクがあるので注意しておきましょう。
3.逆指値注文
逆指値注文は価格が上がったときに購入する方法です。
指値注文が価格が下がったときに発生する注文に対して、逆指値注文は価格が上がったときに注文が発生します。
例えば1株1000円の株があり1100円で逆指値を1100円で設定した場合、株価が上昇し1100円になると買い注文が発生します。
逆指値注文を設定しておけば、株価の暴騰時に乗り遅れることなく対応することができます。
注文方法を使い分けて株取引をしよう!
初心者でも簡単に使える3つの注文方法をご紹介いたしました。
株式取引をするうえで非常に大切な注文方法なのでしっかりと学んでいきましょう。
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