FXを始めたいと思っている人の中には、
「どの通貨ペアで取引をすればいいの？」
と思っている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、FX初心者におすすめの通貨ペアと、通貨ペアの正しい選び方について、詳しく解説していきます。
もくじ
FXの通貨ペアってどうやって選べばいいの？
では早速、FXの通貨ペアの正しい選び方について、詳しく見ていきましょう。
流動性の高さ
まずは流動性の高さです。
つまり、たくさんの人が取引をしている通貨を選ぶべきという事です。
そうすることで、トレードチャンスを見つけやすくなりますし、チャートなどの分析もしやすくなります。
仮に、流動性が低い通貨ペアを選んでしまうと、
・トレードチャンスを見極めるのが大変になる
・ポジションを確定したいのに中々値段が変動しない
というようなデメリットが生じてしまう可能性がありますので、注意が必要です。
スプレッドの狭さ
続いては、スプレッドの狭さです。
FXでは、買いで入るときと、売りではいる時の値段に違いがあります。
この価格差をスプレッドと言い、業者の手数料として徴収されているのです。
ただ、手数料というのは、投資においてかなり無駄なコストになりますので、できるだけスプレッドが狭い通貨を選ぶことが大切です。
このスプレッドというのは、それぞれの業者によって異なりますので、トレードを開始する前に様々な業者を比較しておくことをおすすめします。
情報の量
続いては、情報の量です。
FXというのはギャンブルではありませんので、様々な情報を参考にしながら根拠を持ってトレードをすることが大切です。
ただし、中には情報が少ない通貨や、情報を得るのが難しい通貨などもありますので、初心者はできるだけ簡単に情報を取得できるような通貨ペアを選んでいくことが大切になるのです。
ドルストレート
初心者の場合は、できるだけドルストレートの通貨を選ぶことが大切です。
ドルストレートというのは、簡単に言ってしまうと、
・ドル/円
・ドル/ユーロ
など、ドルと別通貨を組み合わせたペアのことを指します。
このような通貨は、比較的流動性が高くなりやすいため、大きな価格変動が起こりにくい傾向にあるのです。
トレードスタイル
続いては、トレードスタイルです。
FXのトレード手法には、
・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード
・長期保有
などがあります。
そのため、自分のトレードスタイルに合わせて、その都度取引をする通貨ペアを変えていくという事もおすすめなのです。
例えば、デイトレードをしている場合は、相場が大きく上昇している、あるいは下降している通貨ペアを選んだ方が、勝率が上がります。
このように、自分のトレードスタイルで最も利益が上がりそうな通貨ペアを選択するスキルもFXで利益を出すためには大切になるのです。
FX初心者におすすめの通貨ペアはどれ？
では、FX初心者におすすめの通貨ペアとは一体どれなのでしょうか。
ドル円
まずは、ドル円です。
これは、FXの定番通貨ペアと言っても過言ではないほど人気が高く、世界中の人が取引をしています。
そのため、流動性が非常に高く、急激な下落、上昇が少ないことが特徴的です。
とはいえ、経済のダメージや要人発言などの際には相場が大きく乱高下する可能性がありますので、注意が必要です。
ユーロ円
続いては、ユーロ円です。
この通貨ペアは、デイトレードをしている人のおすすめです。
なぜなら、トレンドが発生しやすいからです。
また、流動性も高いため、FX初心者でも相場の流れを掴みやすい通貨となっているのです。
ユーロドル
次は、ユーロドルです。
この通貨は、世界規模で見た時に、最も取引されている通貨となっています。
そのため、価格の動きが緩やかで、初心者でも比較的挿画の流れを掴みやすくなっています。
中には、ユーロドルでFXデビューをする人などもいるため、これからFXに挑戦しようと思っているのであれば、是非選択してみることをおすすめします。
ポンド円
FXで大きな利益を狙っていきたいと思っている初心者もたくさんいるでしょう。
そのような人は、ポンド円で取引をしてみることをおすすめします。
ポンド円というのは、かなり値動きが激しく、場合によっては大きな利益を掴み取れる場合があるのです。
ただし、その分大損をする可能性が高くなりますので、資金管理やトレードルールをしっかりと確立した上で挑戦することをおすすめします。
まとめ
FXには様々な通貨ペアがあります。
それぞれの通貨ペアで様々な特徴がありますので、どれを選べばいいのかわからなくなってしまう事もあるでしょう。
そのような場合は、今回紹介したことを参考にしながら、自分に合った通貨ペアを選択していくことをおすすめします。
ただ、どの通貨ペアを選んでも、損をする可能性を0にすることはできませんので、トレードルールや資金管理などは徹底して行うようにしましょう。
