自分の持っているスキルや得意なこと、今までのキャリア・経験、将来のビジョンなどを整理して自分が再認識することで、転職するならばどの職種が合っているかなどもう一度考えることができます。
また自己分析をしておくことで、面接での受け答えにも自信や余裕ができ、面接官に好印象を与えることができるでしょう。
どんな自己分析をすればいいのか
頭の中だけで考えたり思い出したりしていても、数時間もすれば忘れていたりします。
自己分析した結果は忘れないように紙やエクセル・ワードに書き出しましょう。
一度書き出しておけば、転職活動をしている間は再確認も出来るので必ず書き出すことをオススメします。
これまでの経験・キャリアを整理して書き出す
まずはこれまでの会社でどのように働いてきたかを振り返ってみましょう。
どんな仕事を何年やってきて、どんな経験を積んできて何をどう学んできたのか。
忘れていたと思っていたことも、具体的に書き出していくことで振り返ることができます。
現在の自分がどのような過程で形成されているかを知ることも自己分析の目的です。
転職後にやりたくないことを書き出す
過去の経験を一通り書き出せたら、次は「転職後もやりたくないと感じていること」は何かを書き出しましょう。
いわばあなたの弱点です。
再就職先を選択する時の条件としても使えるので、どんな時に自分のモチベーションが下がったか、自分が絶対に無理なもの、条件によっては妥協できるものを認識しておきましょう。
自分のスキルや得意なことを整理する
あなたの持っているスキル・得意なことを全て書き出してみて下さい。
- プログラミングが得意だ
- 絵を書くのが得意だ
- キャッチコピーを考えるのが得意だ
- 文章を書くのが得意だ
- 人付き合いが得意だ
- 人を使うことが得意だ
- 格闘ゲームが得意だ
色々あると思います。
他人から見たらくだらないことでも構いません、とにかく思いつくもの全て書き出して下さい。
そのスキルが欲しかったという企業があるかもしれません。
自分はこれからどうしたいのか、どうなりたいのか目標を書き出す
仕事でやりたいこと以外にも、プライベートでこうなりたいという目標も書き出してみて下さい。
- 結婚して子供が欲しい
- そのために収入を上げて生活を安定させたい
- 家を買いたい
『未来の自分はこうなりたい!』そのために必要なこと身につけたるべきことを考えていく重要な項目です。
やはり目標があると無いとでは、行動力が変わってきます。
頭の中にぼんやりと目標があったとしても、その目標に向かってはなかなか行動しないものです。
目標を書き出すことでしっかりと自覚でき、向かうべき方向が分かります。
転職活動のための自己分析まとめ
日本人は謙虚なことが美徳という概念があり、自分の強みを語るのはおこがましいなどの風潮があり、自己アピールが苦手な人が多いですが、転職活動では自己アピールをしなければ受かりません。
企業側はたった数十分程度であなたが自社にとって得なのか、利益をもたらしてくれる人物かどうかを判断しなければならないのです。
そこであなたがどんな人物かをアピールしなければ、企業はあなたの人物像を知ることは出来ませんし、そんな分からない人を自分の会社に入れることはまず無いでしょう。
まずは以下の4つに関して、どんな些細なことでも書き出してみましょう。
- これまでの経験・キャリア
- 転職後にやりたくないこと
- 自分のスキルや得意なこと
- 自分の目標
あなたの得意なことは、企業が是非欲しいと求めているスキルかもしれません。
アピールポイントがきちんと整理されていれば、面接官との会話の中でアピールするきっかけを見つけ出すことができますよ。
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