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税金

株取引には一体どんな税金がかかる?税金が高いって本当?

2021-04-17

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株取引を始める際には、利益を出すための方法だけではなく、税金などについても勉強をしておく必要があります。

中には、

「株取引で得た利益にかかってくる税金は高い」

と聞いたことがある人もいるでしょう。

そこでこの記事では、株取引にはどんな税金がかかるのか、税金が高いというのは本当なのかということについて、詳しく解説していきます。

 

 

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株取引には一体どんな税金がかかる?

では早速、株取引にかかってくる税金について、詳しく見ていきましょう。

 

譲渡利益税

まずは、譲渡利益税です。

これは、株価が値上がりしたことによる売却益にかかってくる税金です。

例えば、1,000円で購入した株を2,000円で売却すると、1,000円の利益になります。

この時に譲渡利益税が20.315%かかってくるのです。

20.315%の内訳は、

・所得税15

・復興特別所得税0.315

・住民税5

となっています。

 

配当課税

続いては、配当課税です。

「配当にも税金がかかるの?」

と思った人がいるかもしれませんが、残念ながら譲渡利益税と同じ割合の税金がかかってくるのです。

 

優待課税

そして、優待課税という税金が発生することがあります。

株を一定数以上購入すると、その企業の商品やサービスをお得に購入できる優待を受け取れるケースがあります。

もちろん、中には株主優待を設定していない企業もあるのですが、優待がある企業の株を買っておくことで、様々な買い物をお得に済ませることができるのです。

ただし、この株主優待にも税金がかかります。

とはいえ、意外とこの税金については知らない人が多く、支払っている人も少ないです。

その理由は、多くの株主優待は現金ではなく、モノやサービスだからです。

つまり、お金に換算することができないため、税金の計算が難しいのです。

 

 

株の税金って高いの?安いの?

株にかかる税金を見ると、ほとんどの人が、

「高い」

と感じるでしょう。

売却益や利益に対して、約20%も税金が引かれれば、誰だってそう思ってしまいますよね。

中には、

「それならFXにしようかな」

と思う人もいるはずです。

しかし、株にもFXにも同じ税率がかかってくるため、株だけを見て「高い」と思うのはお門違いなのです。

また、会社からもらう給料が増えたり、不動産投資から得る利益が多くなったりすると、これ以上の割合で税金がかかってきてしまうケースがあるのです。

そのため、株取引の利益に対する税金20%というのは、決して安い金額ではありませんが、全体を俯瞰してみるとそこまで高いとは言えません。

 

 

株の税金を抑えるならNISA口座がおすすめ!

ただ、どうしても税金を抑えたいと思っているのであれば、NISA口座を開設してみることをおすすめします。

NISAというのは、一定の利益に対しては税金がかからない投資用口座のことです。

NISA口座には、

・一般NISA

・積立NISA

・ジュニアNISA

3種類があり、基本的には一般と積立を使い分ける形になるでしょう。

どの口座にも、投資菌の上限が設定されています。

とはいえ、多少でも支払う税金を抑えたいという人は、ぜひ使ってみると良いでしょう。

 

 

NISA口座を作る時の注意点は?

NISA口座を作る時には、いくつかの注意点を頭に入れておく必要があります。

 

1つしか作れない

まずは、11つしか講座を開設できないという事です。

できる事なら、たくさんの口座を作って、株式投資に対する税金を0にしたいですよね。

しかし、これをやってしまうと国の経済状態がピンチになってしまうため、口座開設数は11つまでと決められているのです。

こう聞くと、

「別々の金融機関で1つずつ作ればいいよね?」

と賢いアイディアを思いつく人がいるかもしれませんが、残念ながらこれもできませんので注意しましょう。

 

既存の保有株は非課税にならない

NISA口座を開設する前から持っている株に対しては、しっかりと税金がかかってきます。

NISAで非課税になるのは、口座開設をしてから、NISA口座から購入した株のみなのです。

こう聞くと、

NISA口座に株式を移せばいいでしょ?」

と考える人がいるかもしれませんが、仮に移したとしても税金はかかってきますので、覚えておきましょう。

 

上限額が決まっている

NISAというのは、年間120万円分までしか非課税になりません。

そのため、極端な話、200万円もしくは300万円分の株式を購入した場合は、税金がかかってきてしまいますので注意しましょう。

とはいえ、毎年120万円分の非課税枠が用意されていますので、かなりお得な口座と言えるのです。

 

期間が決まっている

NISAというのは、この先ずっと続くものではなく、2023年までと期限が決められています。

この期間までであれば、毎年120万円分の非課税枠を付与してもらえるため、投資に興味がある人や、できるだけ税金を抑えたい人は、今すぐ開設することをおすすめします。

 

 

まとめ

株式投資には、

・譲渡利益税

・配当課税

・優待課税

という3つの税金がかかってきます。

基本的には、20.315%の税金がかかりますので、高いと感じるかもしれません。

しかし、FXも同じ税率ですし、給料や不動産投資の利益が増えると、これ以上の税金がかかってきてしまうケースもあります。

また、NISA口座を開設することで、毎年120万円分までは非課税となりますので、税金をできるだけ抑えたいという人は、開設してみることをおすすめします。

 

 

 

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プロフィール

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このサイトを運営しているかもたすです。

新卒でブラック企業に就職してしまい人生の大事な時間を搾取されました。

そんな経験から、ブラック企業で苦しんでいる方に早く抜け出してもらいたい、少しでもその手助けになれば、と思いこのブログを始めました。

ブラックで働き始めた当時はまだ「ブラック企業」なんて言葉も無く、「これが社会なんだ」「辞めたら次がない、頑張らないと」と自分に言い聞かせ10年以上働きボロボロになりましたが、今は時代が違います。
働き方改革も始まり副業も国が推奨してくれている、今はもうブラック企業で我慢して働く必要はありません。

このブログを読んだ方がブラック企業を辞めようとなる勇気やキッカケになれば嬉しいです。

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