転職活動を始める動機は人それぞれあると思いますが、かなりの確率で毎月の残業時間が多すぎることが挙げられます。
毎日何時間も残業をするのが当たり前の生活をしていると体力は低下してしまい思わぬ大きな病気を患うこともありますし、精神的にも追い詰められます。
まさに私がこの状況で、精神的に追い詰められたことが退職・転職するきっかけとなりました。
働きづめの生活をしていると徐々に仕事を続けるモチベーションがなくなってしまい、
『自分は一体何のために生きているんだろう?』
『生きる意味はあるんだろうか?』
といった精神状態に陥ってしまい身体も心も疲弊することになります。
必要な残業もある
私は残業を全て否定している訳ではありません。
仕事をしていく以上、業務の成果や目的を残業をしてでも当日のうちに終わらせることはもちろん必要です。
残業をすることで定時で終わらない仕事を終わらせることは、働く上では仕方のない部分もありますし、もしかしたら自身の能力が足りないため発生してしまっている、ということもあるかもしれません。
会社で働いている限りはたとえ定時が来ても目の前の仕事が終わらなければ帰れないという場合もあるでしょう。
ですが時間外労働が常態化しているという場合、それは全くもっておかしな状況です。
その場合、社長や上司は残業ありきであなたに仕事を振ってきているということです。
また人手不足が常態化していて個人個人の労働時間を延ばすことでなんとかやっている職場などでは、毎日夜遅くまで仕事したり休日返上するしかありません。
そんな職場には長く勤められませんし勤めたくもありません、全力で否定させて頂きます。
残業代未払い(サービス残業)も上位理由
転職を考えている人の中には、早く帰れない生活や休みが取れない生活にうんざりしている人も相当数いるようです。
しかも残業をしても給料内に含まれるてしまう「みなし残業」だったり、「年俸制」を採用していて全く残業手当が発生しないというように、国の制度を悪用している企業も多数あります。
私もある時期から「みなし残業」を採用され40時間未満の残業はタダ働きで、40時間以上は残業代が発生してしまうため続きは家で夜中1時くらいまで仕事していました。
このように労働時間と給料のバランスが全然取れていないという理由から、転職を考える人は数多くいます。
しかもそういった企業に限って毎月の給料も上がらないんですよね。
仲間がいると思ってはいけません
世の中にはあなたと同じように苦しんでいる人はたくさんいます。
だからと言って「苦しいのは自分だけじゃないんだ」「よかった仲間がいる。もうちょっと頑張ろう」なんて思ってはいけません。
言葉は悪いですが「傷の舐め合いを」してもあなたの状況は一向に変わりませんし、むしろ落ちていく一方です。
「 絶対に自分だけはこの状況から抜け出してやるんだ!」という思いを持ってください。
あなたがブラック企業で人生を搾取されていると感じるなら、今すぐ転職を視野に入れて考えるようにしましょう。
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