ブラック企業の特徴の一つとして「人の入れ替わりが激しい」ということが挙げられます。
今回は、人の入れ替わりが激しい会社はブラック企業か?について書いていきます。
あなたの会社は人の入れ替わりが激しくないですか?
もし激しかったらブラック企業の可能性が高いですよ。
人の入れ替わりが激しいとブラック企業なの?
例えば一般的に新卒の離職率は3年間で3割といわれています。実はこのデータは数十年前から変わっておらず信憑性があるデータといえます。
「新卒」で3割といわれていますが、実は中途最小でも同じくらいの割合とも言われているんです。
つまり3年間の間に会社の3割より多い人が入れ替わる企業は「ブラック企業」といえる可能性が高いです。
どんな問題があるの?
ブラック企業の特徴の一つとして「人の入れ替わりが激しい」ということが挙げられます。
回は、人の入れ替わりが激しい会社はブラック企業か?について書いていきます。
あなたの会社は人の入れ替わりが激しくないですか?
もし激しかったらブラック企業の可能性が高いですよ。
人の入れ替わりが激しいと以下の問題が発生します。
- 残っている人の仕事の負担が増える
- その会社に魅了がないということがわかる
- 年齢ピラミットの崩壊による将来性の皆無
では一つずつ解説していきましょう。
1.残っている人の仕事の負担が増える
例えば、1年での離職率が5割の会社があります。
全従業員が10名の会社で運営しているとしましょう。
1年で5人が辞めて5人が補充されました。
人数的には変わりがありませんが、新しく入ってきた5人は新人であり1から仕事を教える必要があります。
そして教える人は通常業務 + 指導をするため負担が大きくなります。
そしてまた5人辞めて5人新しい人が入った場合、同じことの繰り返しになる。
このようなサイクルに入ってしまうと指導する側の負担が非常に大きくなります。
さらにエスカレートすると「入社してもすぐに辞める」と思ってしまい、指導することもやめてしまうパターンが出てくるんです。
そうすると新人の子は何も教えてもらえず、仕事を辞めてしまうという悪循環の完成です。
2.その会社に魅力がないということがわかる
最近では一つの会社に生涯勤めるという働き方ではなく、条件がいいと転職をするというのが風潮です。
つまり魅力がない会社はすぐに辞められてしまう傾向があります。
魅力というのは、事業規模や給料や休み、会社の雰囲気などが挙げられます。
採用サイトでいい事をたくさん書いて人を集めても、入社後に魅力がない会社と判断されたらすぐに辞めてしまうんですね。
人の入れ替わりが激しい会社は魅力がない会社の可能性が非常に高いです。
3.年齢ピラミッドの崩壊による将来性の皆無
人の入れ替わりが激しいと企業の年齢ピラミッドが崩壊します。
具体的には20代と50代が多く30・40代がいない状態になります。
理由としては、20代から入っても勤続年数が短いため30代、40代になる前にやめてしまうということが挙げられます。
50代で残っているのは、辞めたら次が無いので仕方なくしがみ付いていた系、もしくは経営者の一族の場合が多いです。
このような年齢ピラミットになってしまうと企業の将来性がなく、10年後には企業が継続しているか分からないため転職をすることをおすすめいたします。
まとめ
人の入れ替わりが激しい会社にいる場合は、先のことを考えると転職を考えることも必要です。
しかしブラック企業で働きながら転職活動を行おうとすると時間的な余裕もなく困難なため、転職エージェントなどを活用するという手もあります。
ブラック企業にいると視野が極端に狭くなってしまい他の会社を見ようとしなくなります。
世の中には魅力的な会社はたくさんあるので、兎にも角にもまずはブラック企業から抜け出しましょう。
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