現在あなたが働いている会社で「あれ?何か違うぞ?」と感じるところはありませんか?
感じるタイミングはそれぞれあると思います。
理不尽に怒られる、有給休暇をくれない、友達から聞く他社の待遇よりどう考えても悪い。
「うちの会社何かおかしいぞ?ブラックか?」そう感じたら転職を考え初めるサインかもしれません。
終身雇用制は崩壊
昔の日本は、一度就職した会社を定年退職前に辞めるということは少なく、皆不満があっても我慢して働いていました。
文句を言わず我慢することが普通で会社のために定年まで働くことが美徳でした。
ただそれは入社から定年まで面倒を見てくれる終身雇用制や、長く働く年数に応じ役職が上がったり毎年給料が上がっていく年功序列、こういったことが正常に機能していた時代であったという背景があります。
ある程度お互いが納得し仲間として働いているいい時代だったと言えるでしょう。
終身雇用制というのは雇う側と従業員側との暗黙の了解、信用の上で成り立っている慣行です。
国の決めた制度というわけではありません。
そんなお互いの信用で成り立っていた制度にある時期からゆがみが生じ始めました。
それは主にバブル崩壊やリーマンショックなどを起因とする不景気によって、企業の経営悪化により従業員の定年まで面倒を見られなくなったのです。
そして大事な仲間だった社員は、いつからか使い捨ての道具として扱われるようになってきました。
今でもほとんどの企業が表向き終身雇用制ではありますが、使えない人間には早く辞めてもらい、使える人間にはできるだけ安く働いてもらいたいのが本音です。
ブラック企業による実力主義の悪用
終身雇用制の崩壊が始まると共にアメリカのような実力主義が増えてきたと言われますが、実力主義なら実力に見合った対価を貰えなければならないはず、なのに貰えないのが日本の現実です。
特にブラック企業は「うちは実力主義だ」ということを主張していることが多いと思います。
「実力さえあれば若くても月○○万円稼げます」なんてウマい話を求職情報に書いていたりしますが、実力があるかどうか判断するのは経営者なので、どれだけ頑張って稼いでも難癖をつけられて給料を上げてくれないなんていうのもよく聞く話です。
私の以前働いていたところもこのタイプでした。
ブラック企業従業員の平均年齢が低い理由
まず耐えられなくなって辞めていくというのもあります。
もう一つは、 人間生産性は年齢を重ねると共に落ちていくのに、長年働くと多少なりとも昇給で給料は上がっていきます。
企業側からすると「稼ぎが少ないのに お金がかかる」、そんな人間はいらないんです。
それなら安く使える新人を入れて、年齢が上がったら辞めてもらう、また新しい人を入れるを繰り返したほうが得だということです。
捨てられるのを待ってから、耐えられなくなってから次の職を探せばいいなんて考えていたら、いざあなたがその状況に陥った時すぐに次の職を探すなんて余裕は無いですよ。
まだ動ける余裕がある今のうちに行動を起こしましょう。
転職は人生を好転させるためのキッカケ
現在は転職にマイナスイメージはほぼ無くなりました。
最近はブラック企業はさっさと辞めて次にいこうという風潮も高まり、就職期間が短いからこらえ性が無いというように捉えられることも少なくなりました。
ブラック企業から思い切って転職・企業をすることで、人生が好転することが多いのも事実です。
私が次の仕事を探していた時代には目にすることも無かったネットでの転職サービスも増え、休まなくても会社にバレずに転職活動が出来る良い時代になりました。
昔は同じ業態でないと就職が難しいと言われていましたが今はそんなこともなく、民間から公共機関への転職に成功した方などもおり、昔に比べ職業の選択肢もかなり広がってきています。
営業だった方が事務職になったり、逆に事務職だった人が営業や企画でバリバリ成果を出していたりしています。
今の時代ハローワークや求人情報誌だけでは良い仕事は見つかりにくいものです。
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このブログをきっかけに、今後のあなたがより良い人生を送れるようになることを願っています。
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