FXについて調べると様々な専門用語が出てきます。難しい単語が沢山あり「覚えるのが大変そう...」となる方も多いと思います。
いきなりすべてのFX用語を覚えることは難しいため、重要な用語のみまずは覚えておくことがおすすめ。今回は証券口座を選ぶ時に重要な「スプレッド」について説明します。
スプレッドを理解しているとしていないでは、利益に大きな差が生まれるため、しっかりと覚えておきましょう。
●こんな人に読んでほしい記事です
・スプレッドってなに?
・損をせずに取引をしたい!
もくじ
スプレッドを理解して、最大限の利益を得よう

スプレッドとは「売値と買値」との差のことを言います。
FXは通貨を売買取引して利益を得る投資方法です。つまり通貨を「買う」こともあれば「売る」こともあるでしょう。
例えば100円で1ドルを買うことができる相場と仮定しその時売値が99円の場合、スプレッドは1円ということがわかり、この差のことを「スプレッドが広い」「スプレッドが狭い」といったように表現します。
スプレッドの広さは口座によって差が違う?
スプレッドの広さは証券会社ごとに設定が違います。上述したように1円のスプレッドが発生している口座もあれば、50銭のスプレッドが発生している口座もあります。
一般的にスプレッドは「狭い」方がいいとされています。スプレッドが狭ければ、買値・売値を把握しやすくなり、取引をコントロールしやすくなるからです。
また最大のメリットはスプレッドが狭いと利益を出しやすいことがあげられます。
スプレッドが狭いと利益を出しやすい
買値が1ドル100円売値が99円のA社のスプレッドと、1ドル100円売値99円50銭のB社があると仮定して、この場合同じ取引でも50銭の差額が生まれてきます。
1ドル単位にするとたかが50銭かもしれませんが、FXの取引の場合数千ドル単価・数万ドル単価で取引が行われることも珍しくありません。
こういった少しのスプレッドの差で利益幅が出てくるので、証券会社を選ぶときはスプレッドの狭さに注目して口座開設をしていきましょう。
スプレッドは広がることがある
スプレッドは「原則固定」ですが場合によっては広がることがあります。
特に売買している人が少ない早朝は各FX会社スプレッドを広げる傾向がみられ、また世界的経済の変化や突発的な災害などが発生した場合もスプレッドが広がりやすく、傾向を把握しておくことが重要です。
スプレッドが広がっているときは市場が変化しているとき。市場を把握するのが困難であるため、初心者のうちはこのような状況の時なるべく取引を行わないようにしましょう。
まとめ
スプレッドを把握しておくことによって、FX口座を開設する会社を選ぶときの一つの指標として理解することができます。
また、スプレッドという単語は今後FXの取引を行う上で何度も出てくるため、覚えておいて損はない単語といっていいでしょう。
FXの取引に成功するためにはしっかりと勉強をすることが大切です。FX用語を覚えることによって、本やインターネットで仕入れた情報も頭に入りやすくなり、知識が深まっていきます。
初心者は取引を始める前に最低限の用語を覚えることが大切。しっかりと勉強してFX取引を成功させていきましょう。